「あの話、覚えてる?」
怖いけど目が離せない、泣けるのにどこか不思議――。
『世にも奇妙な物語』には、そんな“神回”がたくさんあります。
長年にわたり放送されてきた人気シリーズだからこそ、「昔観たけどタイトルが思い出せない…」「話題の回だけでも観てみたい!」という声も多く聞かれます。
この記事では、SNSや視聴者の反応、再放送の多さなどをもとに、本当に語り継がれる“神回”をランキング形式でご紹介!
ホラー、感動、コメディ、人間ドラマまで…ジャンル別のおすすめも解説しています。
まずはこの記事を読んで、自分にぴったりの“奇妙な物語”を見つけてみてくださいね。
はじめに
【復活】『世にも奇妙な物語』タモリ選出の5作品が解禁! 31日21時より放送https://t.co/n8m7FdjLsy
■5作品あらすじ
・『BLACK ROOM』(2001年/主演:木村拓哉/脚本・演出:石井克人)… pic.twitter.com/L1gGVBgh06— ライブドアニュース (@livedoornews) May 22, 2025
「世にも奇妙な物語」ってどんな番組?
「世にも奇妙な物語」は、1990年にフジテレビでスタートしたオムニバス形式のドラマ番組です。
1話ごとに完結する短編ドラマが数本放送され、ジャンルもホラーやSF、ファンタジー、ヒューマンドラマ、さらにはちょっと皮肉のきいたコメディまで幅広く揃っています。
この番組の象徴とも言えるのが、ストーリーテラーとして登場するタモリさんの存在。
あの独特な語り口と表情で物語の導入や余韻を演出し、視聴者を「奇妙な世界」へと誘ってくれます。
なぜこの番組が長年愛されているのかというと、「予測できない展開」と「どこか現実味のある怖さや不気味さ」が絶妙にミックスされていて、観るたびに新しい発見や感情をくれるからです。
思わずゾッとしたり、ほろっと泣いたり…毎回、心を揺さぶられるんですよね。
神回ってどういう意味?
最近よく耳にする「神回」という言葉、これは「神がかっているほど完成度が高い回」「とにかく心に残る名作エピソード」という意味で使われています。
たとえば、
- SNSで話題になった
- 見たあともしばらく余韻が残った
- 思わず泣いたり鳥肌が立った
- 何年経っても忘れられない
…そんなエピソードたちが、「神回」として語り継がれているんです。
この記事では、ネット上の口コミやSNSの声、過去の視聴者投票、さらには再放送やDVD化された頻度など、いろんな要素を参考にして「これは神回!」と言える作品をランキング形式で紹介していきます。
神回ランキングTOP10
「恋の記憶、止まらないで」(2019年)
世にも奇妙な物語の一編にして2010年代最恐との呼び声もある戦慄の一本。大昔に一度だけ流れたというテレビCM…そこに隠されたおぞましい真実とは。”朧げな記憶”というものに根差した恐怖が観客を戦慄させる。ザラザラとした古い映像が果てしなく恐ろしくなる傑作 pic.twitter.com/jyMUcioPos— 宮岡太郎@映画レビュー (@kyofu_movie) May 9, 2025
「世にも奇妙な物語」には、心に深く残る“神回”がたくさんあります。その中でも、視聴者の間で「これは外せない!」と語られる名作をランキング形式でご紹介します。
※ネタバレは最小限にしていますが、あらすじの記載がありますのでご注意ください。
第1位:「世にも奇妙な物語」の代名詞的エピソード
『ズンドコベロンチョ』(1991年/主演:草刈正雄)
意味不明な言葉「ズンドコベロンチョ」を知らないだけで人生が狂っていく男の話。
理不尽なのに、なぜか妙にリアル。ネットでは「世にも奇妙な物語=これ」という声も多く、今でも語り継がれる名作です。
第2位:SNSで最も話題になった話
『懲役30日』(1998年/主演:香取慎吾)
「30日間の刑」が“たった5分”で済むと聞いて受けた男に起きた、恐ろしい結末。
X(旧Twitter)では「怖すぎる」「心理的ダメージがヤバい」とバズりまくり。
短いのにインパクト絶大。
第3位:涙腺崩壊…感動系神回
『雪山』(2005年/主演:佐藤隆太)
遭難した仲間を背負って雪山を登る青年の決意と奇跡。
ラストのどんでん返しに号泣した人も多数。
「怖いだけじゃないんだ…」と番組の深みを感じられる一編です。
第4位:後味が悪すぎて逆に忘れられない
『DEATH MAKE』(2013年/主演:佐藤健)
死者をメイクで蘇らせるという不思議な設定が、じわじわと怖くなるストーリーへ…。
「後味の悪さNo.1」と言われるラストは、賛否ありつつも強烈な記憶に残ります。
第5位:伏線回収が鳥肌級の秀作
『ロッカー』(2006年/主演:阿部寛)
ただのロッカーかと思いきや、最後にすべてがつながる衝撃展開。
「一度見ただけじゃ足りない」「二度見で震える」といった感想が多数。
構成のうまさが光ります。
第6位:タモリの登場が話題になった異色回
『23分間の奇跡』(1991年/主演:萩原聖人)
番組MCのタモリさんが、まさかのストーリー内で“先生”として登場!
内容も哲学的で、まさに“奇妙な”読後感。
タモリファンにはたまらないレア回です。
第7位:原作が有名作家の名エピソード
『缶けり』(1992年/原作:筒井康隆)
子ども時代の遊び「缶けり」に命をかける大人たちの物語。
不条理な世界観と深いメッセージが交差する、文学作品のような秀逸さ。
原作ファンにも人気。
第8位:子どもの頃にトラウマになった話
『峠の茶屋』(1990年/主演:ベンガル)
茶屋に入ったら出られなくなる…という単純な設定ながら、怖すぎる展開に震えた人続出。
「幼少期に見てトラウマになった」と語る大人、多数。
第9位:リメイク希望の名作
『昨日公園』(2001年/主演:稲垣吾郎)
時間が巻き戻る謎の公園で起きる、切なくも不気味なストーリー。
今こそ現代風にリメイクしてほしい!という声が多く、再評価が進んでいる作品です。
第10位:視聴者の心に静かに刺さる余韻系
『恋の記憶、止まらないで』(2019年/主演:斉藤由貴)
記憶障害を抱える女性の切ないラブストーリー。
ホラー色は薄いけれど、「静かに泣ける」と話題になり、多くの女性視聴者の心を掴みました。
ジャンル別おすすめ神回
5/31(土)21時放送の、「世にも奇妙な物語35周年SP〜伝説の名作 一夜限りの復活編~」のタモさんセレクト5作品ってなにかなァ♬とワクワクしてたら、2019年に私も出演(出現)させて頂いた「恋の記憶、止まらないで」が入ってて胸熱すぎるので皆様よしなに!#世にも奇妙な物語 #宮島素子 pic.twitter.com/yZb7puSRWP
— イチキ游子 (@ichikiyuko) May 29, 2025
「世にも奇妙な物語」は、ジャンルの幅広さも大きな魅力。
怖い話だけじゃなく、泣ける話、クスッと笑える話、人間ドラマまでそろっています。
ここでは、ジャンルごとに「これは観てほしい!」というおすすめ神回をご紹介します。
怖い系でおすすめの神回
『地獄のタクシー』(1991年/主演:柄本明)
深夜に乗ったタクシーの運転手が、どこかおかしい…。
静かに忍び寄る恐怖がジワジワと迫ってくる。
『壁の小説』(1995年/主演:岸谷五朗)
自宅の壁の中から聞こえてくる「何かの声」。
正体を知ったとき、思わず背筋が凍る。
→「直接的なホラーより、じわじわ怖い系が好きな人」にぴったりなラインナップです。
感動系で心が震える神回
『空想少女』(2001年/主演:内山理名)
空想が大好きな少女が繰り広げる、小さな奇跡の物語。
ラストで心がじんわり温かくなると話題に。
『イマキヨさん』(2006年/主演:中谷美紀)
不思議な存在“イマキヨさん”と向き合うことで、主人公が自分の人生を見つめ直していくヒューマンドラマ。
→「怖いのは苦手だけど、良い話が見たい人」におすすめです。
コメディ・皮肉系で笑えるorゾッとする神回
『ハイ・ヌーン』(1992年/主演:萩原流行)
毎日正午に起こる、謎の「同じ展開」にハマっていく主人公。
シュールなのにどこか笑える。
『マニュアル警察』(2001年/主演:伊藤英明)
すべてがマニュアルで動く警察に捕まった男。コントのような設定なのに、最後はゾッとするブラックユーモアが光る回。
→皮肉や風刺が効いた「クセ強エピソード」好きの方に!
親子・人間ドラマがテーマの神回
『昨日公園』(2001年/主演:稲垣吾郎)
時間が巻き戻る謎の公園で、主人公が父との関係をやり直そうとする切ない物語。
『ロッカー』(2006年/主演:阿部寛)
無愛想なロッカールームの管理人が抱える、家族にまつわる秘密…。
伏線の回収が見事で、思わず涙が出たという声も。
→親子関係や人生の選択について考えさせられる、心に響く回です。
よくある質問(FAQ)
今日の世にも奇妙な物語でやるキムタクの「ブラックルーム」ってやつめちゃくちゃ面白いから録画する。 pic.twitter.com/TFwnHZALsN
— リム@映画好き (@I_Love_MCU_3000) May 31, 2025
昔見たエピソードを思い出したいときの調べ方
「あの話、子どもの頃に見たけどタイトルが思い出せない…」そんなときは、「世にも奇妙な物語 ○○(印象に残ってる言葉やシーン)」で検索するのが一番です。
たとえば「世にも奇妙な物語 カップ麺 時間止まる」など。
また、Wikipediaのエピソード一覧や、ファンがまとめた再放送・DVD情報サイトを活用するのもおすすめ。
記憶があいまいでも、主演や放送年からたどることができることもありますよ。
配信サービスやDVDで見るには?
2025年6月現在、「世にも奇妙な物語」は一部エピソードがFOD(フジテレビオンデマンド)やTVerで期間限定配信されています。
ただし、全話が常に見られるわけではないのでご注意を。
どうしても観たい話がある場合は、DVD-BOXや単品DVD(中古含む)を探すのが確実です。Amazonや楽天市場などで購入・レンタルが可能です。
実話ベースの回ってある?
基本的にはフィクションですが、「もしかして本当にありそう…?」と思ってしまうような都市伝説系・日常のひずみ系の話が多いのが、この番組の魅力の一つです。
実際に「モデルが実話では?」と噂されるエピソードもありますが、公的に“実話ベース”とされている回はほとんどありません。
とはいえ、リアルに感じる心理描写や展開に「怖さ」を感じる人が多いのも納得です。
子どもが見ても大丈夫な回は?
「世にも奇妙な物語」にはトラウマ級に怖い回もあるので、年齢や性格によっては注意が必要です。とはいえ、ホラー要素が少なく、メッセージ性の強い感動系の回なら、小学校高学年〜中学生くらいからでも楽しめる作品があります。
たとえば、
- 『雪山』(感動系)
- 『昨日公園』(親子の絆)
- 『恋の記憶、止まらないで』(ヒューマンドラマ)
などは、比較的安心して一緒に見られる回です。
怖いのが苦手なお子さんには、事前にジャンルをチェックしてから観るのがおすすめです。
まとめ|まずはこの神回から見るべし!
世にも奇妙な物語これまでの放送で面白かった回選手権
最優秀賞
ズンドコベロンチョ金賞
懲役30日入賞
夜汽車の男BLACK ROOM
草彅くん主演の「13番目の男」
ハイ・ヌーン
おばあちゃん
イマキヨさん
死んだ事にして棺桶の中にいて最後火葬場に運ばれてしまうお話が強烈に印象に残ってます pic.twitter.com/5cpqS6mD8G
— 坊主 (@bozu_108) May 17, 2025
「世にも奇妙な物語」は、怖いだけじゃない。
感動したり笑ったり、考えさせられたり…さまざまな感情を揺さぶってくれる、不思議な魅力の詰まった番組です。
初心者にはこの3本がおすすめ!
はじめて観る方には、まずこの3本をおすすめします。
- ズンドコベロンチョ(1991年)
意味不明な言葉に振り回される男の話。何度も話題になる超有名回。 - 懲役30日(1998年)
たった5分の「懲役30日」が、想像以上の恐怖に。短いけれど超インパクト大! - 雪山(2005年)
登山中の命をかけた友情と奇跡。感動したい人にぴったりの一作。
この3本はジャンルも雰囲気もバラバラなので、番組の幅広さを体感できるはずです。
世にも奇妙な物語の魅力は「日常の中の非日常」
この番組の魅力を一言で表すなら、「日常の中にひょっこり入り込んでくる“非日常”」。
私たちの身近な生活や感情がテーマになっているからこそ、観ていてリアルに感じたり、「もしかしたら自分にも起こるかも…」と思える怖さや切なさがあります。
何年経っても色あせないのは、こうした“身近さ”があるからかもしれませんね。
SNSでも盛り上がれるのでぜひシェアを!
「世にも奇妙な物語」は、放送後にSNSで大盛り上がりするのも恒例。
「#世にも奇妙な物語」「#神回」「#ズンドコベロンチョ」などのハッシュタグを使えば、同じ話を観た人と感想を共有したり、知らなかった名作を教えてもらえることも。
自分が感じた「怖さ」「面白さ」「泣けた!」をぜひ発信してみてください。
思わぬ共感や、新しい発見があるかもしれませんよ。