2013年、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』で国民的ブレイクを果たした女優・能年玲奈さん。
「じぇじぇじぇ!」というセリフは流行語大賞にも選ばれ、一躍時の人に。
ところが、あの大ブレイクから間もなく、彼女の姿はテレビから姿を消しました。
「いったい能年玲奈に何が起きたのか?」
「なぜ干されてしまったのか?」
「本名が使えないって本当?」
この記事では、そんな疑問を持つあなたのために、彼女の過去から現在までをわかりやすく解説していきます。
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能年玲奈が干された理由とは?
のんちゃん(能年玲奈さん)これを機に全クールのドラマと年4本ほど映画に出て欲しい pic.twitter.com/6PX9BoSZWp
— なごなごまちち (@Nago2machichi) April 27, 2025
能年玲奈さんは『あまちゃん』で国民的女優となった後、所属していたレプロエンタテインメントとの間でトラブルが発生しました。
原因①:月給5万円という待遇
大ブレイクしたにもかかわらず、彼女の月給はなんと約5万円だったと報じられています。
当時、映画『ホットロード』や『海月姫』にも主演し、CMにも引っ張りだこだった彼女の待遇としては、あまりに低すぎると感じたようです。
原因②:事務所との方向性の違い
仕事の選び方や活動の幅について、事務所との意見の食い違いがあり、本人は独立を決意。
弁護士を立てて話し合いを進めていたにもかかわらず、本人が先に個人事務所を設立してしまったことで、事務所との関係がさらに悪化。
この行動が「わがまま」や「暴走」と報じられ、マスコミのバッシングも受けることに。
原因③:事務所の“圧力”説
その後、業界内での“圧力”により、映画やドラマのオファーが事務所によって断られていたと報道されています。
つまり、契約期間中に独立したことが原因で、仕事が干されてしまったということです。
なぜ「能年玲奈」という本名が使えなくなったのか?
のん(能年玲奈)という逸材が民放から11年も遠ざることになってしまってたのはドラマ界における痛恨の極みだったと思うけど、ジャンルレスに表現を模索しながらその人間性と実力で味方を増やしてまた帰ってきてくれたのは喜ばしい。永久不変の透明感 pic.twitter.com/ZR3WBvHaBo
— ふぬけ (@funuke1) April 28, 2025
「能年玲奈」は彼女の本名でもありますが、芸能界での芸名としても契約上扱われていました。
そのため、契約書に「事務所の許可なく使用できない」との条項があったため、退所後も本名での芸能活動が禁止されてしまったのです。
これにより彼女は、芸名を「のん」に改名し、心機一転、再スタートを切りました。
名前の由来は、アルファベットの「NON」を小文字にした時の「顔文字っぽさ」が可愛かったからだそうです。
「のん」としての現在の活動
速報】
永野芽郁さん、不倫報道後初の「キャスター」出演で視聴者から厳しい声…「もう彼女を同じ目で見られない」💔 一方、能年玲奈(のん)さんの透明感が「圧倒的」と話題。「主演交代を!」の声も急増📺#永野芽郁 #のん #不倫 #キャスター #芸能ニュース pic.twitter.com/rkT71k2GsU— Jose N. | Freiheit & Wahrheit (@JoseN1426871) May 7, 2025
「干された」「消えた」と思われがちな彼女ですが、実は地道に活動を続け、確かな実績を重ねています。
■ 映画『さかなのこ』で主演&受賞
2023年には映画『さかなのこ』で主演を務め、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。
演技力の高さを改めて世間に証明しました。
■ 声優としても活躍
2016年にはアニメ映画『この世界の片隅に』で主人公の声を担当。
この作品も大ヒットし、のんさんの声の演技に多くの称賛が集まりました。
■ 音楽・アート活動も展開
「創作あーちすと」を名乗り、アーティストとしても個展や音楽活動を精力的に行っています。2023年には仙台PARCOで個展も開催されました。
■ 海外での評価も高い
肌ラボのCMは中国で大人気。
地上波での露出は少なくても、ネット配信や海外での評価は非常に高いです。
同じような例は他にも…
日曜劇場キャスターで久しぶりの地上波ドラマ😳
能年玲奈ちゃん改めのんちゃん久しぶりでも可愛い🤭 pic.twitter.com/McuaBfIr2z— じゃすたうぇい (@6Qk30) April 27, 2025
能年玲奈さんのケースに似た事例として、元SMAPの稲垣吾郎さん・草彅剛さん・香取慎吾さんがジャニーズ退所後に地上波から一時姿を消したことも記憶に新しいですね。
芸能界では「事務所との関係性」が仕事に大きく影響を与えることがあるのが現実です。
まとめ|能年玲奈=のん、今も“輝き”続けている!
幸せカナコの殺し屋生活、なんとなく見てみたら面白かった!のん(能年玲奈)さんの魅力たっぷり。加えて矢本悠馬さんと山崎紘菜さんの刑事同期コンビすごく好き。 pic.twitter.com/EgUDITbbOa
— コウカ | カメライター・漫画原作者 (@kouka17) May 16, 2025
能年玲奈さんが干された理由や、本名が使えない事情について見てきました。
- 事務所との方向性の違いと待遇への不満
- 独立を巡るトラブルと報道のバッシング
- 契約の問題により、本名が芸名として封印
これらの困難にも関わらず、彼女は「のん」として再出発し、演技・音楽・アートの世界で着実に成果を上げ続けています。
芸能界の“しがらみ”に翻弄されながらも、自分の道を歩むのんさんの姿に、今も多くの人が共感と応援の気持ちを寄せています。