ジャルジャルの芸風はなぜ賛否両論? 好き嫌いが分かれる理由5選!

ジャルジャルの芸風はなぜ賛否両論? 好き嫌いが分かれる理由5選! エンタメ
Pocket

「ジャルジャルってなんか苦手…」「ネタがしつこく感じる」そんな声を聞いたことはありませんか?

一方で「クセになる」「唯一無二の芸風」と熱狂的なファンも多い彼ら。

なぜここまで好き嫌いが分かれるのでしょうか?

本記事では、ジャルジャルが「嫌われる」と言われる理由を徹底解説。

ネタのスタイルやテレビ出演の減少、YouTubeでの成功まで、多角的に掘り下げます。

ジャルジャルの魅力と課題を知ることで、彼らの新たな一面が見えてくるかもしれません!

 

スポンサーリンク

 はじめに

ジャルジャルとはどのようなコンビか?

ジャルジャルは、後藤淳平(ごとう じゅんぺい)さんと福徳秀介(ふくとく しゅうすけ)さんによるお笑いコンビです。

二人は大阪府出身で、中学時代の同級生として出会い、吉本興業に所属。2003年にコンビを結成し、以降独自の芸風で活躍を続けています。

ジャルジャルの特徴は、独特の言葉遊びやシュールな設定を活かしたコント。

ボケとツッコミの役割が固定されず、二人ともボケに回ることが多いため、「ジャルジャルらしさ」が際立つスタイルを確立しています。

特に、同じフレーズを繰り返すネタや、クセの強いキャラクターを演じるネタが特徴的で、「クセになる」と好評を得る一方で、好みが分かれることもあります。

 

 これまでの活躍と評価

ジャルジャルは、M-1グランプリやキングオブコントなどの賞レースに積極的に挑戦し、長年にわたって高い評価を受けてきました。

M-1グランプリでは何度も決勝進出

    • 2010年、2015年、2018年、2020年に決勝進出
    • 2020年には念願の準優勝を果たす

キングオブコント2020で優勝

    • 「同じフレーズを繰り返すコント」が高く評価され、初の優勝を獲得

YouTubeでの活動

    • 公式YouTubeチャンネル「ジャルジャルタワー」を開設し、毎日新作コントを投稿
    • 若い世代を中心に人気を集め、チャンネル登録者数は200万人以上

一方で、独特の芸風や演技のスタイルが視聴者によって好みが分かれることもあり、「好き嫌いがはっきり分かれる芸人」と言われることもあります。

次の章では、ジャルジャルが「嫌われる」とされる理由について詳しく解説します。

 

ジャルジャルが嫌われるとされる理由

ジャルジャルは多くのファンを持つ一方で、一部の視聴者からは賛否が分かれることもあります。

ここでは、彼らが「嫌われる」とされる主な理由について解説します。

 

ネタのスタイルと評価

ジャルジャルのネタは、言葉遊びや繰り返しフレーズを多用するなど、従来の漫才やコントとは一線を画すスタイルが特徴です。

例えば、彼らの代表的なコントには「同じ言葉を延々と繰り返す」「細かい設定を掘り下げすぎる」といった特徴があり、これを面白いと感じる人もいれば、「何が面白いのかわからない」と感じる人もいます。

また、漫才の王道ともいえる「ボケとツッコミの掛け合い」や「ストーリー性のあるコント」とは異なるため、昔ながらのお笑いを好む視聴者には受け入れにくい傾向があります。

特に、M-1グランプリやキングオブコントの決勝で披露されたネタについては、「審査員ウケは良いけど、大衆ウケしにくい」という意見も多く見られました。

 

 アイドル的なイメージと気取った空気感

ジャルジャルは、結成当初から爽やかなルックスとスマートな雰囲気が特徴的なコンビでした。

そのため、お笑いファンの間では「芸人らしくない」と見られることがあり、デビュー当初は特に「カッコつけている」「気取っている」といった印象を持たれることがありました。

また、テレビ番組などでの振る舞いが、他の芸人と比べて落ち着きすぎている、クールすぎると感じる人も多く、視聴者によっては「愛嬌がない」「面白いけど親しみにくい」と捉えられることも。

一方で、彼らのスタイリッシュな雰囲気や独自の世界観が好きなファンも多く、YouTubeなどでは熱狂的な支持を集めています。

 

過去の炎上エピソード

ジャルジャルが「嫌われる」と言われる理由の一つに、2011年の『FNS27時間テレビ』での出来事があります。

当時の番組内で、ジャルジャルの福徳秀介さんがナインティナインの岡村隆史さんにバスケットボールをぶつける場面がありました。

これはバラエティ番組の一幕として演出されたものでしたが、一部の視聴者からは「いじめではないか」「悪ふざけがすぎる」と批判が殺到し、炎上しました。

福徳さん自身は特に悪意を持って行ったわけではなく、当時のバラエティ番組ではこのような演出が珍しくなかったものの、視聴者の捉え方によっては「やりすぎ」と感じられることもあるため、この出来事が一部のアンチを生むきっかけとなったと考えられます。

 

まとめ

ジャルジャルが「嫌われる」とされる理由には、独特なネタのスタイル、アイドル的なイメージ、そして過去の炎上エピソードが関係していることがわかります。

しかし、彼らのコントはお笑い界の新しい流れを作る挑戦的なスタイルであり、テレビだけでなくYouTubeでも活躍の場を広げています。

次の章では、ジャルジャルのネタに対する視聴者の反応や、彼らがどのように評価されているのかを詳しく解説します。

Amazonサインイン

 

ネタに対する評価と視聴者の反応

ジャルジャルのネタは、独自の世界観と独特なリズムが特徴です。

しかし、このスタイルが好きな人もいれば、「笑いのツボが合わない」「しつこい」と感じる人もおり、視聴者の反応は大きく分かれます。

ここでは、M-1グランプリでの評価や、ネタの内容に対する視聴者の感じ方について詳しく解説します。

 

M-1グランプリ2015での評価

ジャルジャルは2015年のM-1グランプリに出場し、準決勝で最高点を獲得し、1位通過を果たしました。

これは審査員から高く評価された証拠ですが、一方でネット上では厳しい意見も多く見られました。

特に、決勝で披露したネタは「クセが強すぎる」との声が多く、「面白いけど、しつこい」「M-1向きのネタではない」といった評価が目立ちました。

さらに、ネット上では「ジャルジャルは本当に嫌い!」という声も多く上がり、賛否が大きく分かれた回となりました。

また、ジャルジャルのネタは審査員やお笑い通にはウケが良い一方で、一般視聴者には難解に感じられることがあるため、大衆向けの漫才を好む人々からは「なんでこんなに高評価なの?」と疑問を抱かれることもありました。

 

ネタの内容と視聴者の感じ方

ジャルジャルのネタには、言葉遊びや同じフレーズの繰り返しが多く取り入れられています。

これが「クセになる」と感じる人もいれば、「しつこくて飽きる」と感じる人もおり、視聴者の好みが大きく分かれる要因となっています。

例えば、彼らの代表的なネタの一つに「国名分けっこ」というコントがあります。

これは、二人がひたすら国名を交互に言い合いながら遊ぶというもので、独特のテンポと言葉の響きの面白さが魅力のネタですが、一部の視聴者からは「意味がわからない」「ただ繰り返しているだけで面白くない」と批判されることもあります。

また、ジャルジャルのネタは一般的な「オチがはっきりしている漫才」とは異なり、会話のテンポやリズムを楽しむスタイルが多いため、「笑いどころが分かりづらい」という意見も見られます。

一方で、彼らのファンからは「繰り返し見ると面白さが分かる」「クセになる笑い」と支持する声も多く、特にYouTubeでは高い人気を誇っています

 

まとめ

ジャルジャルのネタは、言葉遊びや独特のリズム感を重視したスタイルであり、これが「新しい笑い」として評価される一方で、「分かりにくい」「しつこい」といった否定的な意見も少なくありません。

M-1グランプリ2015では審査員から高評価を受けたものの、一般視聴者からは賛否両論となり、「好き嫌いが分かれるコンビ」としてのイメージが強まりました。

次の章では、ジャルジャルの人間味や視聴者の印象についてさらに掘り下げていきます。

 

ジャルジャルの人間味と視聴者の印象

ジャルジャルは独特の芸風だけでなく、芸人らしからぬ落ち着いた振る舞いや感情をあまり表に出さない姿勢から、「人間味がない」と言われることがあります。

しかし、時には感情をあらわにする場面もあり、それが視聴者の印象を変えるきっかけになったこともあります。ここでは、その理由やエピソードについて詳しく解説します。

 

「人間味がない」と言われる理由

ジャルジャルは他の芸人と比べて、リアクションが控えめで、感情をあまり表に出さないことで知られています。

例えば、多くの芸人はバラエティ番組や舞台で大きくリアクションを取ったり、場の雰囲気に合わせてオーバーに感情表現をすることが多いですが、ジャルジャルはどちらかというとクールで淡々とした態度を崩さないことが多いため、「何を考えているのかわからない」と思われがちです。

また、彼らのコントも感情の起伏を大きく見せるよりも、淡々としたやりとりを重ねるスタイルが多いため、そうした部分も「人間味が感じられない」と言われる要因になっています。

さらに、彼らのスタイルは「笑いにストイックで、個人的な感情を出すことを避けている」とも受け取られがちです。そのため、視聴者の中には「キャラがつかみにくい」「何を考えているかわからない」と感じる人も少なくありません。

 

感情を見せたエピソード

そんなジャルジャルですが、時折見せる感情的な瞬間が話題になることもあります。

特に印象的だったのが、2017年のM-1グランプリ決勝での出来事です。

この大会では、ジャルジャルは決勝に進出したものの、審査員からの評価が伸びず、思うような結果を残すことができませんでした。

その結果を受け、福徳秀介さんが涙を浮かべる場面がテレビで映し出され、「ジャルジャルが感情を見せた!」と話題になりました。

普段クールな印象のジャルジャルが悔しさをにじませたことで、「こんなにM-1にかけていたんだ」「人間味があっていい」と好意的な反応が多く寄せられました。

これをきっかけに、「実はお笑いに対して人一倍真剣に向き合っているコンビ」という見方をする人も増えたようです。

 

まとめ

ジャルジャルは、リアクションの少なさやクールな雰囲気から「人間味がない」と言われることがありますが、それは彼らのストイックな芸風の一環でもあります。

しかし、M-1グランプリ2017での涙や、ネタにかける真剣な姿勢が伝わった瞬間には、視聴者からの印象が大きく変わることもありました

こうしたエピソードは、彼らの人間味や熱意を感じさせるものであり、長年のファンにとっては「ジャルジャルらしさ」の一部とも言えるでしょう。

次の章では、ジャルジャルのテレビ出演の減少と、若者からの支持について解説していきます。

 

テレビ出演の減少と若者からの支持

ジャルジャルはかつてテレビのバラエティ番組にも頻繁に出演していましたが、近年はテレビでの露出が減少し、YouTubeなどのオンラインプラットフォームでの活動が中心となっています。

ここでは、彼らがテレビにあまり出なくなった理由と、若者を中心に支持を集めている現在の活動について解説します。

 

 テレビからの嫌われる理由

ジャルジャルのテレビ出演が減った理由の一つに、トークの苦手さや態度が「テレビ向きではない」と評価されがちだったことが挙げられます。

バラエティ番組では、芸人同士の掛け合いやフリートークの面白さが求められることが多いですが、ジャルジャルはネタ作りに特化しており、フリートークが得意なタイプではないとされています。

そのため、番組に出演してもあまり目立たなかったり、他の芸人と比べて印象が薄くなりがちでした。

また、クールで淡々とした受け答えが「ノリが悪い」と受け取られることもあり、テレビ番組の演者としては扱いづらい存在になってしまった面もあるようです。

さらに、ジャルジャルのコントは緻密な構成や独特のテンポが特徴的であり、即興性の高いテレビ向けのコントやトークとは相性が悪い部分もあります。

そのため、テレビではなくYouTubeや劇場公演といった場での活動にシフトしていったと考えられます。

 

若者からの支持と活動の場の変化

テレビでの露出が減る一方で、ジャルジャルはYouTubeをはじめとするオンラインプラットフォームでの活動に力を入れ、若者を中心に新たなファン層を獲得しています。

彼らは2018年にYouTubeチャンネル「ジャルジャルタワー JARUJARU TOWER」を開設し、毎日新作のコントを投稿するというスタイルを確立しました。

このスタイルが視聴者に受け入れられ、チャンネル登録者数は200万人を超えるなど、YouTubeでの成功を収めています。

ジャルジャルのコントは、短時間でテンポよく楽しめるものが多く、スマートフォンで手軽に視聴できるYouTubeとの相性が非常に良いことも、人気の理由の一つです。

また、テレビのように編集や制約が多い環境ではなく、自分たちの好きなスタイルで自由にコントを発信できる点も、YouTubeへ移行した大きな理由の一つでしょう。

 

まとめ

ジャルジャルのテレビ出演が減少したのは、トークの苦手さや独特な芸風が「テレビ向きではない」と判断されたことが大きな要因と考えられます。

しかし、その一方で、YouTubeをはじめとするデジタルプラットフォームでの活動が成功し、特に若者を中心に新たな支持を集めています。

彼らは自分たちのスタイルを貫きつつ、新たなメディアでの成功を掴んでおり、テレビからYouTubeへと活動の場を移した代表的な芸人の一組と言えるでしょう。

次の章では、これまでの内容を総括し、ジャルジャルの現在と今後の展望についてまとめます。

 

 まとめ

ジャルジャルが嫌われるとされる理由の総括

ジャルジャルは、独自の芸風とスタイルを持ち、多くのファンに支持される一方で、「嫌われる」と言われることもあります。

その理由を振り返ると、主に以下の点が挙げられます。

ネタのスタイルと評価

    • 言葉遊びや繰り返しフレーズを多用するコントが「クセになる」と評価される一方で、「しつこい」「笑いのツボが合わない」と感じる人もいる。
    • 正統派の漫才やコントとは異なる独特のリズムが、一部の視聴者には受け入れにくい。

アイドル的なイメージと気取った雰囲気

    • デビュー当初は爽やかでスマートなイメージが先行し、「芸人らしくない」「気取っている」と感じる人もいた。

過去の炎上エピソード

    • 2011年の『27時間テレビ』での出来事が「いじめ」と捉えられ、批判を受けた。
  • 「人間味がない」と言われることも
    • クールで淡々としたスタイルやリアクションの少なさから、「感情が見えない」と感じる人がいる。
    • しかし、M-1グランプリ2017での悔し涙を見せたことで、「お笑いに対する熱意が伝わった」と評価が変わるきっかけにもなった。

テレビからの嫌われる理由とYouTubeでの成功

    • バラエティ番組でのトークが得意ではなく、「テレビ向きではない」とされることが多い。
    • 一方で、YouTubeでは毎日コントを投稿し、若者を中心に圧倒的な人気を誇る。

今後の活動と視聴者へのメッセージ

ジャルジャルは、近年テレビの露出が減ったものの、YouTubeをはじめとするデジタルメディアでの活躍が目覚ましく、テレビからYouTubeへ成功の場を移した代表的な芸人として知られています。

今後も彼らは、自分たちのスタイルを貫きながら、新たなプラットフォームでの挑戦を続けていくでしょう。

すでにYouTubeでは海外からの視聴者も増えており、言葉遊びやテンポを生かしたコントが言語の壁を越えて評価されているのも大きな強みです。

また、劇場公演やYouTubeを通じて、今後も新しい形のお笑いを追求し続けることが期待されます。

ファンにとっては、ジャルジャルのネタを気軽に楽しめる環境が整っているため、テレビ以外の場で彼らの活躍をチェックするのが一番の楽しみ方かもしれません。

 

おわりに

ジャルジャルは、個性的な芸風ゆえに「好き嫌いが分かれるコンビ」ではありますが、その一方で、お笑いに対する熱意とストイックな姿勢は、多くの人に支持され続けています。

もし、これまで「ジャルジャルは合わない」と感じていた方も、YouTubeなどで彼らのネタをいくつか試しに見てみると、新たな魅力が発見できるかもしれません

彼らの今後の活躍に注目しつつ、これからも唯一無二のお笑いを届けてくれることに期待したいですね!

ジャルジャルは独自の芸風で多くのファンを持つ一方、「クセが強い」「テレビ向きではない」と賛否が分かれる存在です。

しかし、彼らのコントはYouTubeで新たな支持を集め、言語を超えて評価されています。

「嫌われる理由」があるからこそ、唯一無二のスタイルを確立できたのかもしれません。

もし苦手意識がある方も、改めて彼らのネタを観てみると新たな魅力を発見できるかも?

今後のジャルジャルの活躍に注目しましょう!