2024年年明け一発目の月9は「君が心をくれたから」
このドラマの原作は、漫画なのか、小説なのかちょっと興味がありますよね。
どのようなストーリーで、最終回の結末も気になるところ。
ネタバレもあるかもしれません。
「君がこころをくれたから」はいったいどんなドラマなのでしょう。
気になって、原作を読んでみたいと思う人もいるでしょう。
ただ、もし原作が漫画だとしたら、登場人物のキャラが自分の想像と合わなかった時に、どれほど良いストーリーだったとしてもものすごく感動的な最終回だったとしても台無しになってしまう可能性もありますよね。
結末のネタバレも含めて「君が心をくれたから」を調査していきます。
Contents
- 1 君が心をくれたから原作は漫画?
- 2 君が心をくれたから最終回結末ネタバレも調査!
- 2.1 君が心をくれたから1話(赤い傘と花火の約束)あらすじネタバレ
- 2.2 君が心をくれたから2話(マカロンは恋と夢の味)あらすじネタバレ
- 2.3 君が心をくれたから3話(初恋の思い出)あらすじネタバレ
- 2.4 君が心をくれたから4話(青い春の香り)あらすじネタバレ
- 2.5 君が心をくれたから5話(すべて魔法のせいにして)あらすじネタバレ
- 2.6 君が心をくれたから6話(声の手ざわり)あらすじネタバレ
- 2.7 君が心をくれたから7話(明日を生きる理由)あらすじネタバレ
- 2.8 君が心をくれたから8話(きっと誰よりも幸せな今)あらすじネタバレ
- 2.9 君が心をくれたから9話(いつか見る景色のために)あらすじネタバレ
- 3 君が心をくれたから10話(人生いいちばんの笑顔で)あらすじネタバレ
- 4 君が心をくれたから最終話(雨の音色と未来の約束)あらすじネタバレ
- 5 まとめ
君が心をくれたから原作は漫画?
永野芽郁、月9でフジテレビ系ドラマ初主演!『君が心をくれ … – カンテレ https://t.co/kSESALxAhv
— ドラマニア (@tvdorama48) November 23, 2023
君が心をくれたからには、実は原作はありません。
脚本家による完全オリジナルストーリーです。
少し前に放送していた、日曜劇場の「VIVANT」もオリジナルストーリーでしたね。
今回脚本は脚本家で小説家の宇山佳佑さんです。
何年も低迷気味の月9。
1980年代後半から1990年にかけては月9ドラマの全盛期でした。
特に、1990年代に入ってからは、月曜の夜は若い女性が街から消えると言われるくらい、みんな夢中になって月9ドラマを観たものでした。
代表的なドラマをいくつか挙げてみますね。
・東京ラブストーリー 1991年(アマゾンプライムビデオ)
・101回目のプロポーズ 1991年(FODプレミアム)
・一つ屋根の下 1993年(FODプレミアム)
・ロングバケーション 1996年(FODプレミアム)
視聴可能なネット配信を記載しておいたので、興味がある人は視聴してみてください。
スマホどころかガラケーやピッチさえもまだなくて、思うように連絡が取りあえない時代の、もどかしいすれ違いなど、きっと新鮮に思えると思いますよ!
他にも放送されたドラマ全てと言っても過言ではないほど当たりまくりでした。
その中でもここに挙げたドラマは社会現象を巻き起こすほど、日本人なら知らない人はいないのではないかというほど有名なドラマです。
始まる前に準備を整えて、テレビの前から一歩も動かずに観ていたものです。
その当時は録画機能は、ビデオテープで、観たい場面までの巻き戻しなども一苦労だったし、ネット配信で、後からゆっくり観られるなんてことも無かったということも要因のひとつだったのかもしれませんが。
きっとフジテレビの月9枠はあの頃の勢いを取り戻したいのでしょうね。
君が心をくれたからは、今、乗りに乗っている永野芽郁と山田裕貴が主演ということと原作なしの完全オリジナルストーリーで爆発的な視聴率を狙っているのかもしれませんね。
君が心をくれたから最終回結末ネタバレも調査!
ここから少しあらすじを紹介していこうと思います。
主要人物
逢原 雨( アイハラアメ)永野芽郁
朝野太陽(アサノタイヨウ)山田裕貴
あの世からの案内人(男) 日下(クサカ)斎藤工
あの世からの案内人(女) 千秋(チアキ)松本若菜
雨は、他人に心を開くことが苦手な26歳。
学生時代、そんな雨に太陽は明るく接してくれていました。
唯一心を通わせた相手だったのです。
あめは、たいようのおかげで、パティシエの夢を叶えるために上京することができました。
たいようは実家の家業である、老舗の花火店で花火職人になるべく修行をしていました。
たいようのことが忘れられない存在になっていたあめ。
たいようもあめに想いを寄せていましたが、想いを伝えられないまま。
10年後、あめが帰省をして、二人は再会します。
再会を喜び合ったのも束の間、たいようは車に跳ねられ、命の保証がないほどの重体になってしまうのです。
悲しくて、悲しくてどうしていいのか分からなくなっていたあめの目の前にあの世からの案内人だという男が突然現れました。
そして、「あなたの心を奪わせてください。」「心をうばわせてくれたら奇跡を起こしましょう」と告げられるのです。
心を差し出すということは、あめにとってとても過酷な条件でした。
心を差し出すの【心】とはどんなことなのでしょう。
案内人は2人にどんな奇跡を起こすのか?
原作がないため、これ以上のあらすじも結末も想像するしかありません。
なので、ここからは結末の予想です。
脚本家の宇山佳佑さんのこれまでの作品から結末を推測すると、お互いのことを想いあいながらも、ハッピーエンドには異様な気がします。想いあいながら、何らかの障害で離ればなれになてしまうというような結末なんじゃないかと思います。
例えば、あの世からの案内人は本当に奇跡を起こしてくれて、たいようは事故にあう前の元気なたいように戻ったものの、心を差し出してしまったあめに弊害が起きて2人は幸せな結末を迎えることができなかった。
のような、想像力が乏しい私にはこんなことしか思い浮かびません。
脚本家や小説家の人たちは本当にすごいですよね。
どうやってお話を作り上げていくのでしょう。
ドラマや映画などの、コメントでぼろくそな発言をしている人をたまに見かけますが、そういった人たちはきっと天と地がひっくり返るくらい面白いお話を考えることができるのでしょうね。
出し惜しみしないで、その才能をどんどん世に出していってほしいものです。
みなさんもそれぞれ想像力を膨らませて自分なりのラストを想像してみてください。
因みに、宇山佳佑さんの代表作を紹介します。
・桜のような僕の恋人
・この恋は世界でいちばん美しい雨
・信長協奏曲
・今夜、ロマンス劇場で
これらの作品の中で、映画化されている作品もあるので、活字を読むことが苦手な人は映画を観てみるのもいいかもしれませんね。
桜のような僕の恋人はネットフリックスで、信長協奏曲はFODプレミアムで、今夜、ロマンス劇場ではアマゾンプライムビデオで視聴できます。
これらの作品を観て、君が心をくれたからの結末を考察して、最終回に答え合わせをするのも楽しいかもしれませんよ!
みなさんが、どんな結末を作り上げるのか楽しみです。
皆さんが考察しやすいように、これまでのあらすじを紹介していきましょう。
君が心をくれたから1話(赤い傘と花火の約束)あらすじネタバレ
2013年長崎の高校1年生のあめは名前にコンプレックスを持っていました。
あめと言う名前から【ザー子】というあだ名をつけられ、引っ込み思案で友達もいません。
下校時に雨が降っているのに傘は持っていない。
一緒に傘に入れてもらえる友達もいない。
途方に暮れていたあめに、声をかけてくれたのが高校3年生のたいようでした。
これが二人の出会い。
10年後の大晦日、たいようの作った花火を一緒に見る約束をします。
お互いの夢を叶えるために、東京都と長崎で二人は離ればなれになってしまいます。
10年後、あめが帰省したことにより、再会を果たします。
再会を喜んだのも束の間、たいようは赤信号を識別できずに、車に跳ねられてしまいます。
血だらけで倒れているたいようの姿に動揺して助けを呼ぶことが精一杯のあめの前に現れたのが、あの世からの案内人のクサカ(斎藤工)でした。
あなたの心をくれるなら、奇跡を起こしますと。
クサカの言う心をもらうというのは、、味覚・臭覚・触覚・視覚・聴覚これを3ヶ月の間のひとつずつ奪っていくというものでした。
あめはクサカの提案を受け入れ、たいように奇跡が起きたのです。
>>絶対に行ってみたくなる君が心をくれたからのロケ地を紹介!
君が心をくれたから2話(マカロンは恋と夢の味)あらすじネタバレ
・最初に奪われる五感は味覚。
・パティシエを夢見るあめにとって、味覚が無くなってしまうことは致命的。
・あと14日で味覚は奪われる。
・五感を失うことは誰に話しても問題なし。
・奇跡のことはたいよう以外の誰にも話してはいけない。
・決まりを破った時には、2人とも死んでしまう。
もう一人の案内人のチアキ(松本若菜)。
五感を失うことは、一人で抱えきれるほど甘いものじゃない。
だからたいようには真実を話すべき。
たいように負い目を感じさせるわけにはいかないと拒否をするあめ。
味覚を失う前に美味しいものをたくさん味わおうと食べ歩きを始めます。
そんな時、食べ歩きにぴったりの【長崎スイーツマルシェ】が開催される。
そこに、昔あめに「必要ない」と言った元上司がゲストとして来ていた。
あめは、何も言わずに逃げ出してしまったことを謝罪。
元上司は、あめに期待をしていたから厳しく接してしまっていたことを謝罪。
本当は期待をされていたを知ったあめ。
祖母に母のところに連れて行ってほしいとお願いするのです。
精神を病んでいる母親は、医師から会うのはまだ時期ではないとドクターストップがかかってしまい、結局合うことはできませんでした。
たいようの母親が無くなった原因は、花火工場の火事でした。
あの火事にはいくつか不思議に思うところがありました。
たいようは火事の原因は自分だったことに気づきます。
母親の死の原因を作ったのが自分だと知った太陽は大きなショックを受け、花火職人になる夢を諦めようとします。
そんなたいように夢を諦めないように説得をします。
たいように手作りのマカロンをプレゼントします。
たいようがあめの口にマカロンを入れてくれたとき、味覚が無くなってしまったことに気付くのです。
君が心をくれたから3話(初恋の思い出)あらすじネタバレ
たいようがランタン祭りの恋ランタンの話をしてくるのです。
恋ランタンで成功をした経験がある過去を知り、たいようの初恋の相手はあめではなかったことを知ってしまい、軽くショックを受けてしまいます。
やきもちから、自分も恋ランタンで願いが叶ったことがあると、嘘をついたのでした。
チアキに五感を失うことは伝えないのかと聞かれたあめは、耐えられるところまで1人で頑張ると答えるのです。
ひとつの五感が失われると、次に失われる五感と失われるまでのカウントダウンが、深夜0時に時計に表示されることをクサカに説明されます。
そして、時計に表示されたのは、「鼻」のマークでした。
視覚や聴覚ではなかったことに少しほっとするあめでした。
しかし、臭覚はただ匂いを感じるだけのもではなく、もっと大切な意味があるとクサカに教えられます。
ですが、あめにはまだその言葉の意味が分かりませんでした。
仕事を探しにハローワークへ行くあめですが、期間限定の仕事など見つかるわけもなく、困っているあめにチアキが、モチダに相談してみたらとアドバイスをします。
モチダに仕事の相談をすると、モチダも出席する予定のある結婚式のスタッフの仕事を紹介してもらいます。
この結婚式は、たいようと一緒に行く約束をしているランタン祭りの日でしたが、新郎新婦の幸せそうな姿を見て、五感を失う自分にはこんな幸せを手に入れることはできないと悲観的になってしまい、たいようとの約束のランタン祭に行くことをやめようとします。
そんなあめにチアキは忘れられない思い出がきっと作れる励ましました。
チアキの言葉に背中を押されたあめは、たいようの元に急ぎます。
そこで、たいように手を握られ、告白を受けるあめなのですが、「他に好きな人がいる」と嘘をつき、断ってしまうのです。
本来なら素直にたいようの気持ちを受け入れるところでしょうが、たいようを幸せにできないと思っているあめは、たいようのことを想えば想うほど噓をついてでも断る選択肢しかなかったのです。
たいようと別れた帰り道、チアキにどうして断ったのか尋ねられたあめは、「好き」という言葉が欲しかっただけ。
その言葉だけで何があっても頑張れると答えたのです。
その時、雨に濡れながら歩いていたあめに傘をさしかけてくれた人物が!
それは、モチダでした。
1人で耐えよう、まだまだ頑張れると思っていたが、どうにも抱えきれなくなっていたあめは、五感を失うことをモチダに打ち明けます。
思い出だけではやっぱり怖いという不安な気持ちを打ち明けます。
君が心をくれたから4話(青い春の香り)あらすじネタバレ
2016年2月。
卒業後、上京して一人暮らしをするあめは、準備の為にたいようと一緒にショッピングモールへ買い物に行きます。
卒業記念にほしいものを聞かれたあめは、マーガレットの花束を買ってもらいます。
太陽は、とてもいい香りがするマーガレットの香りを2人の思い出の香りにしようと提案します。
ランタン祭りでの告白でたいようが振られてしまったことを知らないはるひや花火師たちは、あめと恋人同士になったお祝いの準備をしていました。
そんなお祭り気分の仲間たちとは裏腹に、ずぶ濡れで、暗い表情のたいようはみんなに振られたことを告げます。
一方、モチダに五感のことを話したあめは、たいよう君はそのことを知ってるの?
と聞かれ、好きだから話せないと答えます。
高校生の頃からずっと好きだったたいようにさっき告白されたこと、自分といると迷惑をかけてしまうから断ったことを話します。
たいようのどんなところが好きなのかモチダに聞かれたあめは、特別扱いしてくれるところだと答えます。
クサカはあめに、五感を失った後は、24時間365日介護が必要になるだろうから、その時のことも考えておくべきだと伝えます。
たいようの人生の邪魔はしない!
それだけを胸に、たいようから卒業をする決意をします。
デートの待ち合わせの場所にモチダが車で現れます。
あめは、「私が呼んだ」
と言い、3人でハウステンボスへ向かいます。
あめはたいようのことを考え直すつもりはない、自分が好きなのはモチダだから応援してほしいと話します。
たいようはあめを観覧車に誘います。
観覧車なら3人で乗れるからという理由でOKするのです。
モチダは2人で観覧車に乗せるために、仕事が入ったと嘘をつき、先に帰ります。
たいようはマーガレットの花束を渡して、もう一度観覧車に誘います。
あめはマーガレットの花占いで乗るか乗らないかを決めました。
それを聞いたたいようは、モチダのどこが好きなのか訪ねます。
あめは少し考えて「特別扱いしてくれるところ」と答えます。
何度生まれ変わっても何度でもまた出会いたいと思ったから。
と、本当はたいように思っている気持ちをすべて話しました。
そして、あめは臭覚を失いました。
祖母に五感のことを打ち明けるつもりだとクサカに告げて、打ち明ける覚悟を決めて祖母の元に向かったのですが、祖母は倒れてしまっていたのです。
君が心をくれたから5話(すべて魔法のせいにして)あらすじネタバレ
病院へ搬送された祖母は、あめに自分が癌で余命僅かだと告げます。
生きているうちは、たくさんあめの笑顔を見せてと話すのです。
たいようの父はあめに振られたたいようを励ますためにこんな話をします。
振られた男ができるのは三つだけ
ひとつは、相手の幸せを願うこと。
ふたつめは、何事もなかったように普通に暮らすこと。
最後、三つめは自分を振った好きな子が一人で泣いてたら、何を置いてでも駆けつけてあげること。
祖母を奇跡で助けられないかと、チアキに相談をする雨。
奇跡は誰にでも起こることじゃない。
選ばれた人にだけ起こるもので、チアキたち案内人には与える権限はないと言われ、がっかりするあめ。
そこに突然クサカが現れて、間もなく次に奪われる感覚が時計に表示されると告げます。
残っている感覚は、視覚・聴覚・触覚のどれか一つが奪われるのです。
そして時計に表示されたのは手のマークでした。
次に奪われるのは触覚です。
タイムリミットは3週間後。
不安になったあめは、足の感覚がなくなっても立っていられますか?
寝たきりになったりしませんよね?
と、クサカに問いかけるのですが、それは分からないが、そうなる準備はしておくべきだと話します。
モチダに祖母の病気のことを話し、五感のことを祖母に話せなかったと打ち明けます。
モチダと別れたあめは【アラビアンナイト】の本を大切そうに読んでいる少女を見かけます。
あめもその本が大好きでした。
幼い頃、祖母から教えられた言葉を思い出します。
大人になると苦しい事、悲しいことがたくさん起こるということ。
そんな時、あめに魔法をかけてくれる人がきっと現れるということ。
その時は、遠慮はせずに魔法に助けてもらいなさい。
その代わり、あめも誰かに素敵な魔法をかけてあげてねと教えられたのです。
あめの様子がおかしいと感じていた祖母は、あめに心を開く魔法をかけたのです。
祖母の魔法にかけられたあめは、五感のことを打ち明けました。
それを聞いた祖母は、ばーちゃんに生きる意味をくれてありがとう。
こんなあめを置いて死んでいられないと、全部支えるから何も心配いらないと言うのです。
一方たいようは、昔渡せなかった指輪を捨てるとはるひに宣言して、高台から投げ捨ててしまうのです。
はるひはひとりで指輪を探し、お兄の青春を成仏させてあげてほしいとあめに指輪を渡すのです。
祖母に力強い言葉をもらったあめでしたが、その言葉をもらったからこそ、一人になっても大丈夫な準備をしておかないといけないと強く思い、モチダに施設を紹介してほしいとお願いするのです。
モチダから、あめの為に何かしてあげたいと言われた祖母は「あめの願いを叶えてあげたい。でもそれはあなたにとってとても辛い事。それでもいいの?」
と言って、あるお願いをするのです。
そんな時、あめは、モチダに教えてもらった施設を見学に行っていました。
モチダはたいように、あめとは付き合っていないこと、あめは五感を失う病気で、なにもできなくなるから、たいようのことを好きなのに邪魔にならないようにたいようの前から姿を消そうとしたこと。
でも本当は、たいようの花火を見たいと思っていることを話し、あめの願いを叶えてあげてほしいとお願いします。
祖母に託されたアラビアンナイトの本をたいように渡します。
本の中には一通の手紙が入っていました。
その手紙は、あめが高校を卒業する時にたいように書いた手紙でした。
観覧車でモチダのどこを好きになったのか聞いた時に答えたことが全て書いてありました。
あの時答えたことは、全てたいようへの告白だったことに気付くのです。
たいようはモチダにお願いしてあめを呼び出してもらいます。
モチダとの待ち合わせだと思ていた場所に現れたのはたいようでした。
あめはたいようを追い払おうとしますが、五感のことも全部聞いたこと、あめが書いた手紙を読んだことも全部話します。
そんなたいように、会ったらもっと苦しくなし、一緒にいたくなっちゃうから会いに来ないで。
と言ってたいようの手を振り払い、走ってバスに乗り込みます。
たいようは走ってバスを追いかけます。
バスを降りようとしないあめにクサカは
「あなたは今日の選択をいつか後悔するでしょう。
彼の元へ行っても、行かなくても必ず後悔する。」
「だったら、今はすべてを魔法のせいにして、幸せな後悔をするべきだ。」
と忠告をするのです。
その時、幼いころに祖母に言われた「魔法に助けてもらいなさい。」
という言葉を思い出すのです。
クサカと祖母の言葉に背中を押されて、バスから降りて、たいようの元に走ります。
そこで、たいように貰った指輪をはめ、指輪の精(たいよう)にお願いをするのです。
「五感をすべて失って何もできなくなっても私のことを好きでいて!」
たいようは、あめを抱きしめてあめがどんな姿になっても絶対に変わらないと誓うのです。
雨の指輪情報
「君が心をくれたから」で太陽くんが雨ちゃんにプレゼントした指輪。
悩んでいるうちに完売してた。
流石だな 笑https://t.co/bkAvYxSid7#山田裕貴 #永野芽郁 pic.twitter.com/hUfKoZ7hP4— 亜蘭(Alan) (@5irvnILemvLMIZU) February 7, 2024
たいようがあめの為に買った指輪は10年もの時を超えて、やっとあめの元に届きましたね。
この素敵な指輪はどこのブランドで、お値段はいくら位なのか調べてみました。
ハリックアというブランドのサンタマリア・アクアマリンリング 43,000円
君が心をくれたから効果もあってなのかは分かりませんが、今は品切れ状態みたいです。
ハリックアのホームページから再入荷のお知らせメールを受け取れる設定ができるようですので、どうしても欲しい人は、利用してみるといいかもしれません。
君が心をくれたから6話(声の手ざわり)あらすじネタバレ
あめとたいようはやっと付き合い始めることができました。
祖母が癌で入院中ということもあり、あめのことが心配なたいようは、祖母の家で一緒に暮らし始めました。
たいようが家にいることに慣れないあめ。
でも、とても幸せそうです。
たいようが作った朝ご飯を2人で食べている時に、これからはあめと呼びたいと言ったたいように、自分の名前にコンプレックスがあるあめは、少し考えさせてと言います。
祖母の部屋を片付けていると、懐かしいボイスレコーダーを見つけます。
昔、このボイスレコーダーで祖母と交換日記をしていました。
幼いあめにはボイスレコーダーの祖母の声は宝物でした。
突然、祖母の入院している病院から祖母の様態が急変したと連絡が入ります。
慌てて祖母の元へ行くと祖母は「家に帰りたい」と言うのです。
病院側は、一時外泊は許可できるが、万が一のことがあったとしても責任はとれないと言われたことで、祖母を連れて帰るか悩み、たいようを呼び出します。
たいようは自分もいるから大丈夫だと家に連れて帰ります。
たいようから連絡を受けたモチダも、色々必要なものを買ってきてくれました。
祖母は、たいようとモチダにあるお願いをします。
ボイスレコーダーを見つけたことを話すあめ。
懐かしがる祖母。
祖母の声が聞けることで、色んなことから立ち直れてうれしかったけど、あめと言う名前のことで悪口を言われ、傷ついて帰ってきた日の祖母のメッセージの内容が、自分の名前を好きになってほしいという話しから、あめの母が、あめと言う名前を付けた話に変わろうとした時、ボイスレコーダーを雨が降る外に投げてしまうのです。
そして帰宅した祖母に交換日記なんてもうやらないと言ってやめてしまったのです。
人は死んだらどうなるのかとクサカに尋ねます。
奇跡を見届けることが仕事なので、死後の世界のことは詳しくないが、唯一知っているのは、
死んだあとほんの少しの時間だけ雨を降らすことができるということだけだと答えます。
強い雨ではなく、優しい雨に想いを込めて大切な人に想いを届けるのだとチアキは言いました。
突然、たいようが、あめの母を連れて来るのです。
そして祖母の要望で、家族旅行に出かけます。
あの時祖母がたいようたちにお願いしたことは、あめと母をもう一度親子に戻したいということでした。
旅行に出てもあめと母はギクシャクしたままです。
そんなあめにたいようは、自分の母は、物心がつく前に亡くなってしまったけど、あめの母は生きてるんだからお母さんと向き合ってほしいとお願いします。
母は、いまさら母親に戻るなんて無理だと祖母に話しました。
許すかどうかはあめが決めること。
それより自分がどうしたいかという気持ちが大事だと話します。
母は、できれば親子に戻りたいと、もう一度お母さんと呼んでもらいたいと話すのです。
あめは、あるゲームをするために海によってほしいと言います。
海に着いて始めたゲームとは。
あめと母が向かい合い、中間地点に立木を立てジャンケンをして勝った方が一歩進み、相手に聞きたいことを質問をし、先に立木に着いた方が勝ちというルールです。
母から、パティシエになる夢のことを教えて、という質問をされた時に五感の話を打ち明けるのです。
次の母からの質問は、あめは母のことを恨んでるよね?
と言う質問でした。
あめは「そんなの当り前だ」と答えます。
大嫌い、最低の母親だとののしるのですが、心から嫌いにはなれなかったと言いました。
そして、なぜ「雨」と言う名前を付けたのか母に質問します。
そのゲームを見ながら祖母がたいように言ったことは、「あめとずっと一緒にいてあげてとは言えない。
あなたはあなたの人生を生きてください。」と言う言葉でした。
そんなことを言われたたいようは、あめは強くなったから大丈夫、自分がずっと一緒にいて祖母の分まであめを支えると、たすきは俺がちゃんと受け取ります。
と強い意志を持った言葉で祖母を安心させるのです。
海を離れ、歩き始めた4人の前に階段が立ちはだかります。
「私が支えるから歩こう」と祖母に提案をするあめ。
そして、母に手伝いをお願いして、母娘三代で階段を上っていくのです。
階段を上った先は、昔祖母が祖父からプロポーズを受けた場所でした。
この旅行の後、祖母は天国に旅立ちました。
母とあめも無事親子に戻れました。
祖母の祭壇の前で、話すあめとたいようとモチダの三人。
モチダが祖母から預かっているものがあると言ってボイスレコーダーを差し出します。
そこには昔の交換日記と一緒に旅立つ前にあめに残したメッセージが残されていました。
それを聞いている時に雨が降り出します。
そこで、クサカとチアキに教えてもらった亡くなった人があめを降らせる話を思い出すのです。
あめが降り始めたと同時に祖母からの最後のメッセージが流れます。
「人生は残酷でいつも辛い事ばかりだけど、あめはきっと立ち向かえるから大丈夫。」
「辛くても苦しくても一瞬一瞬を大切に生きていれば、幸せを心から感じられる瞬間に出会えるはず。」
そこで、レコーダーの録音が終わります。
そしてあめも交換日記の返事を録音するのです。
「ばーちゃんとの思い出も、料理の味も、匂いも、声も、手触りもずっと宝物だから忘れない。」と。
次の朝、たいようにこれからはあめと呼んでほしいとお願いします。
通勤途中のたいように、モチダから着信が入ります。
友達の医師に確認した結果、五感を失う病気なんてないということを伝える電話でした。
7話予告
とうとう奇跡のことをたいように話す様です。
たいようは事実を受け止めることができるのでしょうか?
2人の運命はどうなってしまうのでしょう。
君が心をくれたから7話(明日を生きる理由)あらすじネタバレ
花束を抱え、一人歩いているとチアキが現れ「大丈夫?」と声をかけられました。
祖母を亡くしたことや、間もなく触覚を失うあめのことを心配しているようです。
そこにクサカが現れ、触覚がなくなるまであと一日半だと告げます。
もうすぐ全てを失って辛い道を進んでいくのにどうして生きていくのだろう?
そう思っていたあめに、この先のことを想って不安になる気持ちはよく分かる。
ですが、触覚が教えてくれることがあるはずだ。
とクサカが告げるのです。
たいようの家族や花火師仲間にあめをお披露目をする食事会が開かれています。
五感が無くなる病なんて無いと知ってしまったたいようは、ひとり浮かない顔をしています。
いたたまれなくなったたいようは席を外します。
心配したモチダが後を追います。
病じゃないならなんなんだろう?
と言うたいように五感をなくす病だと思い込んでいるのではないかという話しをします。
一方あめは、はるひにたいようはなにかあったのかと聞きます。
その問いにたいようの父が、おそらく桜まつりのことだろうと言うのです。
たいようが自分の花火をあげたいと言ってきたので、まだ早いと言ったことを話すのです。
赤が見えないことは花火師にとって致命的。
たいようはまだ若いから、時間はまだまだたっぷりある。
と言うのです。
自分には時間がないあめは、たいようの父に、どうしてもたいようの花火が見たいからチャンスをあげてほしいと頼みます。
それでもたいようの父は首を縦に振りませんでした。
でも実際は、あめの言葉に心を動かされていて、たいように挑戦してみるか?
と話を持ち掛けます。
あめが五感を失うことをきちんと理解できていないたいようは断ってしまうのです。
あめはショックを受けますが、奇跡のことをたいように話すつもりがないため諦めるしかなかったのです。
その辛い想いをチアキに話します。
そこにクサカが現れ、たいようがいつか、五感を失う病なんて無いということに気付いた時、あめの身に何が起きたのか考え悩み始めるだろう。
そして、一生答えの出ない問いを死ぬまで考え悩み続ける。
あなたが選ぼうとしているのはそういう道です。
とあめに告げるのです。
そこへ、たいようが部屋に入ってきます。
あめはたいように朝までずっと抱きしめていてほしいとお願いします。
この先、眼が見えなくなっても、耳が聞こえなくなっても、温もりを感じられなくなっても、想いを伝えられなくなっても、ずっとずっと愛してると伝えるのです。
そして、とうとう触覚が失われたあめは階段から足を滑らせて落ちてしまうのです。
病院で検査を受けたあめ。
ケガは大したことはないが、気になることがあるので検査をしたいということで入院になってしまいます。
たいようは、あめに本当は病じゃないのではないかと問い詰めます。
その時、クサカに言われた言葉を思い出し、たいように全てを話す決意をするのです。
今から言うことも起こることも何があっても驚かないでと前置きをして、クサカとチアキを呼びます。
音もなく突然現れたクサカとチアキを見て驚く太陽。
あめは奇跡の説明を始めます。
五感を差し出したら、たいようの命が助かるという奇跡を受け入れたというあめの言葉を受け止められないたいようはあふれ出す想いを怒りにしてクサカとチアキにぶつけます。
そんなたいようにクサカは、奇跡を受け入れた時のあめの姿を見せるのです。
この事実を知れば、たいようは自分を責めてしまうから、たいように事実を告げずに一人で抱えて頑張っていたことをチアキがたいように話します。
あめの夢も幸せも全部自分が奪ったんだと自分を責めるたいようは、自分の五感を差し出すからこの奇跡を終わらせてほしいとお願いします。
クサカの答えは・・・。
一度奇跡を受け入れたら、全ての五感を失うまで終わらない。
あなたに彼女を救うことはできません。
と言うものでした。
屋上から飛び降りようとするたいように、そんなことをしても五感は返らない。
奇跡が続いているうちにたいようが死ねば、あめも命を落とすことになる。
と、クサカが告げます。
そこへあめがたいようの元へ歩いてきます。
そして、私は後悔なんかしてないから大丈夫。
そんなあめに俺のことなんて救う価値なんてないんだから救わなくてよかったのに
と言います。
あめは、価値はあるに決まってる。
君には誰にも負けない価値があるよ。
だって、あなたは私の人生を変えてくれたから。
たいようはこの世界に必要だよ。
昔放送室でたいようがくれた言葉をお返しします。
あめが、自分の部屋のベットの上に座って、クサカを呼びます。
触覚は、幸せを確かめるためにあるんですね。
と、触覚が教えてくれることについて語るあめの言葉に、クサカはそっとうなづきます。
次に失われる感覚が表示される時には、たいようと2人でいさせてほしいと頼みます。
自分の選択が間違っていなかったことをクサカに確認すると、あなたの選択は間違っていないから、残りの1ヶ月は自分の幸せだけを願えばいいと諭します。
雨の降る夜、リビングで2人で過ごしている時に、五感が表示される腕時計の説明をします。
零時ちょうどになると次に奪われる感覚とタイムリミットが表示されることを話します。
今まで黙ってて、たくさん心配かけてごめんねと、たいように謝ります。
零時になり、時計に表示されたのは【目】のマークでした。
次に失うのは視覚です。
タイムリミットは34日後の3月24日。
桜まつりの日です。
あめの大事なものたくさん奪って本当にごめんね。
と言うたいように感覚のない手で作ったミサンガを渡します。
たくさん奪ったなんてそんなことないけど、そう思うならひとつだけもらっていい?
あなたの花火を私に見せて。
あと1ヶ月しかないから、次の春までなんて待てないけど、たいよう君の花火を見られたら、もう何もいらない。
だから、赤い色になんか負けないでとたいようを励まします。
たいよう君ならきっとできるよ。
と言う言葉に、きっと叶える。
目が見えなくなる前にあめに花火を見せると約束するのです。
君が心をくれたから8話(きっと誰よりも幸せな今)あらすじネタバレ
【いま】って何秒だと思う?
チアキに聞かれて、すぐには答えられないあめ。
この答えには諸説あるが、十秒間がしっくりくると話すチアキに、なぜ十秒間なのか問います。
そんなあめに、先のことを考えて不安になるが、この十秒間を精一杯幸せに生きることだけを考えるのはどうかと提案します。
あめが幸せな【いま】を生きられるように自分も手伝うと話します。
たいようが奇跡のことで苦しんでいるのではないかと言う不安をチアキに打ち明けます。
同じ時、たいようはモチダに、あめが触覚を失った事を告げます。
驚くモチダ。
それもそのはずです。
モチダは五感失う病なんて無いことを知っているのですから。
詳しくは話せないが、あと一ヶ月で視覚を失うことも話します。
一ヶ月と言えば、さくら祭りの頃。
花火師としての最初で最後の自分の花火を何が何でもあめに見てもらいたい。
さくら祭りが終わったら、花火師は辞めるとモチダに告白します。
あめがしてくれたように、自分もあめのために生きることを決めたと。
モチダに仕事を紹介してほしいとお願いします。
そんな2人の姿をチアキがそっと見ています。
本当に花火師を辞めるつもりなのかと問うチアキ。
あめを支える人生を送りたいというたいように、子供の頃からの夢を諦めることは反対だとチアキが言う。
自分のせいで花火師を辞める事を知ったら彼女はきっと悲しむと話します。
それは分かっているから言わないつもりだと言って立ち去ります。
たいようの選択を否定することは、案内人としてあってはならないことだと、クサカに言われてしまいますが、花火師は子供の頃からの夢だから、辞めるべきではないと食い下がります。
その言葉は、本当に彼の心に寄り添ったものなのか問われます。
続けて、人は最後に自分を守るものだから、彼はいずれ花火師に戻ると話します。
たいようは父とはるひに、プロポーズをすることを話します。喜ぶ二人に、あめが五感を失うことを告白します。
さくら祭りは自分の花火を見てもらう最後のチャンスだということも。
嬉しい知らせから一転二人の顔は一気に険しいものに変わります。
一方あめは、たいようが介護の本を読んでいることを知ります。
二人で花火を楽しむあめとたいよう。
線香花火をしながらプロポーズをするのです。
あめは驚いてすぐには言葉が出ません。
あめは答えます。
私はいま、誰よりも幸せだと。
プロポーズの答えは「考えさせて」でした。
あめの将来を考えて、自分の意志とは違う「結婚しよう」と言う言葉を言ってくれたのに、プロポーズに「うん」と答えてしまいそうになってしまったとクサカに話します。
クサカはプロポーズを受けてみてはと提案します。
モチダの勤める市役所に約束のミサンガを届けるはるひ。
そこで、兄が花火師を辞める決意を固めていることを知ってしまうのです。
母の顔も知らないはるひは、はるひなりに朝野煙火を守るために必死だったのです。
突然あめの元に母から電話が来ます。
正式に退院できる事になったと。
喜ぶあめですが、退院できるのは4月の初めだと言います。
もう視覚が無くなっている時期だからなのかあめは浮かない顔です。
母は退院したら一緒に暮らさないかといいますが、そこへ誰かが訪ねて来てその話はまた今度になってしまいます。
訪ねてきたのは、はるひでした。
要件は、プロポーズを断ってほしいというのです。あめを支えるために花火師を辞めようとしている兄の為に、朝野煙火を守るために、一番言い辛いことを、兄の前からいなくなってほしいということを伝えに来たのです。
自分は朝野煙火の跡取りだということも、父の期待も、母との約束も全てわかっているが、あめがいないと意味がない。
というたいように、あなたは正しい。
以前言ったことは撤回する。
跡取りなんて誰でもいいし、お父さんもわかってくれる。
「私との約束なんてどうでもいい」と、母が生きていたら言うはずだから心のままに生きなさいと。
さくら祭りの花火をどんなものにすればいいのか迷っているというたいように、【いま】って何秒間だと思う?
と、以前あめにしたものと同じ質問をします。
見当もつかないというたいように、十秒間だと言い切るチアキ。
打ち上げ花火が咲いて散るまでの時間だと。
花火師は、花火を見てくれる人たちの【いま】と言う十秒間の為に全身全霊を尽くす。
その人たちの心に一生残り続けるような思い出を届けるために。
あなたの人生で一番大切だった十秒間を花火に込めてみてはどうかと。
婚姻届けの承認の欄にモチダのサインをもらいに市役所へ行く二人。
無事にモチダのサインをもらい、窓口に提出しようというたいように、今は混んでいそうだから、自分が提出しておくので、仕事に戻ってもらいます。
そこで、婚姻届けを出すつもりがないことをモチダに打ち明けます。
どうしてと尋ねるモチダに、立派な花火師になってほしいからと答えます。
自分がそばにいると彼の未来を奪ってしまうから、あと一ヶ月で彼の前からいなくなると。
ここで、またまた、モチダに無茶なお願いをします。
それは、自分が五感をすべて失ったら、本当は結婚していなかったことをたいように伝えてほしいというものでした。
あめは、母に電話します。
自分も一緒に暮らしたいと。
その時はたいようにも誰にも言わず、長崎を離れて遠いところに連れて行ってほしいと。
プロポーズ受けないことにしたというあめに、クサカは、今だけはどんな嘘をついても神様は許してくれると言います。
それなら、あと一ヶ月だけたいようの奥さんでいたいから、嘘をついちゃおうかなと言いながら、婚姻届けを破きます。
たいようが帰ると家の中が暗く、見回すとたいようの衣装らしいものが用意してあり、「これに着替えて」とメモがありました。
着替えてリビングに進むと白いワンピースを着てブーケを持ったあめの姿が。
そこで、二人だけの結婚式を挙げます。
はるひのところには、自分もはるひと同じ気持ちだけどあと一ヶ月だけたいようと結婚をしているふりをさせてほしいというあめからのLINEが届きます。
父から母の写真があると言われたはるひは、全部燃やしたんじゃなかったのかと尋ねます。
母親の顔を知らないはるひの為に、母の実家から写真を送ってもらっていたのです。
その頃チアキは、たいようの心に寄り添えていなかったことをクサカに懺悔していました。
自分たち、案内人は、奇跡を見守るだけの存在だけど心の中は自由だから願ってもいいと答えます。
なら、二人の今が、幸せでありますようにと願います。
案内人として、たいようの母として。
はるひが見ている母の写真も間違いなくチアキでした。
でも、母親の名前は【あすか】だったはずですよね。
実は、【千秋】と言うのは母の旧姓で、結婚前は【千秋あすか】と言う名前だったようです。
君が心をくれたから9話(いつか見る景色のために)あらすじネタバレ
たいようの結婚でお祝いモードの朝野煙火。
はるひだけが浮かない顔をしています。
外に出て、あめからのLINEを読み返し、自分があめに言ってしまった事に罪悪感を感じているようです。
さくら祭りの花火をどんな花火にしようかと考えているたいようのところへ父がやってきます。
そして、父に自分の人生で一番大切だった十秒間を込めようと思っていることを話します。
チアキが教えてくれた十秒間の話を父に話します。
それは誰に聞いたのか聞きたそうな父でしたが、聞くのを辞めてしまいます。
代わりにたいようが、父の人生で一番大切だった十秒間を聞きます。
父は分からないと答えます。
はるひがたいように母の写真を見せます。
母の写真を見た太陽は驚きます。
なぜならそこに写っていた母の顔は、チアキだったのです。
その頃チアキは、結婚式で使ったというキャンドルを前にして、あめと話していました。
たいようと結婚しなくて本当に良かったのかと尋ねるチアキに、どうしてキャンドルの光は落ち着くんだろうと話をはぐらかします。
きっと希望の光だからと答えます。
人はみんな心にキャンドルを持っていて、希望の光が灯っている。
その光を消さないように大切に誰かと分け合いながら生きていくのが人生なんだって。
それを聞いたあめは、五感を全部失くしたら希望の光はあるのかな?
とつぶやきます。
母親の写真をあめに見せると、これはチアキさん?
チアキさんにはもう聞いたの?
と問います。
たいようは戸惑っちゃってまだ聞けてないと答えます。
これでお母さんに伝えたいことを伝えられるねとあめは嬉しそうに言います。
そこにクサカが現れ、辞めた方がいいと忠告します。
案内人は、元は普通の人間。
死後に素質がある者だけが選ばれ、自分たちは軌跡を見届けることが役目で、奇跡対象者が生前の関係者だった場合、担当することは許されない。
だったらなぜチアキさんが?
と問う雨に、彼女はそれでも食い下がった。
旧姓である【チアキ】を名乗り、正体を隠すことを誓って。
そうまでして成長したたいように会いたかったのだろうと。
生前にまつわる会話を禁じることで彼女の願いを聞き入れた。
もし、俺が「母さん」って呼んだら?
という問いかけに、彼女は月明かりに溶けて消え、魂は完全に消滅する。
それが、天が課した条件だと。
たいようから【いま】という十秒間の話を聞いて、父は昔妻と話したことを思い出していました。
チアキがたいように話した十秒間の話は、昔、父が妻であるチアキに話したことだったのです。
婚姻届けを提出していないことを春陽に話すために、モチダが訪ねてきました。
兄のことが許せなかったから、あめに酷いことを言ってしまったけど、今一番許せないのは自分自身だということをモチダに話します。
だったら今からでもと言うモチダに、もう遅い。
合わせる顔がない。
と言います。
あめがさくら祭りの頃に視覚を失うことを話すと、どういうことかと聞かれてしまいます。
分からないけど、視覚を失ったら次はきっと聴覚も失うことになる。
だから、伝えたいことは今伝えた方がいい。
といわれ、はるひは考えます。
たいようが出かける準備をしていると、お母さんに気持ちを伝えることはきっとできるから頑張れとあめが励まします。
美術館の前でたたずむクサカにチアキが声を掛けます。
クサカはチアキがたいようの母親だと二人が気付いたことを告げます。
このまま案内人の役目を全うするのか、母であることを告げて月明かりにとけてきえるのか尋ねます。
たいようがチアキを呼びます。
そしてチアキが現れて、二人は話し始めます。
チアキがたいようのこれまでの人生を教えてほしいと質問します。
普通の人生でした。
子供の頃から自分もいつか花火師になりたいと思っていたけど、赤い色が見えないことが分かり諦めた。
もうこれで母さんとの約束はかなえられないと思って落ち込んだ。
母との約束を支えに生きてきたから。
それでも、高校であめに出会い、もう一度頑張ろうと思えた。
自分の花火で幸せにしたいと思えたから、自分の人生はあめと母のおかげで今がある。
たいようはチアキに一つのお願いをします。
それは、もし天国で、自分の母親に会ったら、伝えてほしいことがある。
ごめんなさい。
俺のせいで、火事に巻き込んでごめんなさい。
チアキはもうたいようの顔をを見ていられません。
わかった。
伝える。
と返すのが精いっぱいの様子です。
次はチアキがたいようにお願いをします。
観たい景色があると。
ひとりリビングで急に不安になるあめ。
クサカを呼びます。
五感が全てなくなってもそばにいてくれるのかと尋ねます。
奇跡が終われば我々はいなくなるので、そばにはいられないことを告げます。
真っ暗な中で一人でずっと生きていくのは耐えられないから、私を死なせてほしいと頼みます。
案内人はただ奇跡を見届けるだけの存在だからそれはできないと断られます。
でも、気持ちは分かる、自分もかつて同じように思った事があると。
1953年東京生まれ。
映画好きで脚本家を目指していた。
厳格な両親の元を飛び出し、下宿で脚本を書いては映画会社に持ち込んでいた。
夢は叶わなかったが楽しい日々だった。
そんな中、画家を目指すひとりの女性と出会います。
今思えばあの夏が人生で一番幸せな時間だった。
しかし、彼女は事故に合い、瀕死の重傷を負ってしまう。
彼女の病院へ向かったクサカの前に喪服姿の男が現れた。
それが案内人だった。
その男は、彼女は命こそ助かるが、生涯動くことはできないだろう。
でも、君が奇跡を受け入れれば彼女を助けることができる。
その軌跡とは、彼女が負ったケガをクサカが引き受けるというものだった。
彼女にはどうしても画家になってほしかったし、何があっても変わらず自分のことを想ってくれると信じて奇跡を受け入れた。
しかし、手紙一枚残して彼女は姿を消してしまった。
それから20年一人孤独に生きました。
奇跡を受け入れた人生に何の希望も見いだせないまま。
クサカの過去を聞いたあめは軌跡の先に希望なんてないことを知ってしまいます。
その頃たいようは、久しぶりに家族三人で夕飯を食べよと、父とはるひに提案します。
三人でもつ鍋を囲む家族団らんの風景を見守るチアキ。
チアキが見たかった風景は【家族団らん】だったのです。
父とはるひには見えませんが、母も食卓に座っての家族4人の一家団らんです。
食事が終わって、両親を二人きりにさせてあげようと、はるひをコンビニに誘います。
もちろん父は亡くなった妻が隣に座っていることなど知る由もないけど、何となくたいようが連れてきてくれているような気がしているようです。
いるわけがない妻に話しかけます。
お前は俺に出会わなければ死なずにすんだのではないか、今頃どこかで幸せに暮らしていたんじゃないかって、申し訳ないといつも思ってた。
だけど、あすかと生きる事ができてよかった。
俺は幸せ者だっていつも思う。
たいようと朝野煙火を守ってくれてありがとう。
あの時の雨は火事を消すためにお前が降らせてくれたんだって信じてる。
あの日の約束守ってくれてありがとう。
と。
あの日の約束とは、はるひがお腹にいる時に、何があっても二人で守っていこうと誓った約束でした。
たいようがあめの家へ帰ろうとした時、父の一番大切な十秒間をおしえてくれました。
それは【あすかと出会った時】でした。
たいようは作りたい花火が分かった気がするのでした。
帰り道、チアキはたいように、以前あめに話したキャンドルの話をします。
この20年もう一度会いたいといつも願ってたけど、叶わなかった。
希望も消えてたけど、灯してくれてありがとう。
あめが、五感を失くした後の人生に怯えてるから彼女にも分けてあげて。
だから、彼女の心にも灯してあげてほしいとお願いするのです。
たいようは希望と言う名のキャンドルをたくさん持ち帰ります。
チアキが心配してたいように話してくれたのだとすぐにわかりました。
五感を失えば希望も無くなるんだとつい考えてしまうと話します。
そんなあめに、俺が灯すよと言うたいよう。
あめの五感は俺が必ず取り戻す。
世界中の病院を回って五感を取り戻す方法を探して、音も景色も届ける。
いつか東京のパティスリーでたくさんスイーツを食べてあいさつに来たパティシエのあめにお礼が言いたいという夢を語ります。
全てのキャンドルに火を灯して、私の希望はこんなにあったんだねと言いました。
ひとつだけ見たい景色ができたことをクサカに話します。
その景色とはたいようが幸せに暮らす未来。
彼が立派な花火師になり、誰かと結婚して、笑顔で暮らす未来。
そこにあなたがいないことは悔しくないのかと聞かれて、めちゃめちゃ悔しいけど、好きな人の幸せな未来なら。
その希望を叶えるまで生きまくってやる!
奇跡なんかに絶対負けない。
と誓うのです。
クサカはとうとう彼女の絵を見るのです。
その絵の中には、一番幸せだった時のクサカと彼女の姿が描かれたえがありました。
クサカがこの奇跡の担当になったのは彼女の絵が長崎にあることを知っていたから。
でも今日まで見ることができなかった。
でも。好きな人の未来を見てみたくなってここへ来た。
はじめて涙を流すクサカ。
そして、いよいよさくら祭りの花火の審査が始まります。
君が心をくれたから10話(人生いいちばんの笑顔で)あらすじネタバレ
たいようは、さくら祭りで花火を打ち上げることができることになりました。
あめは喜んで、どんな花火にしたのか聞いてみます。
俺の人生で一番大切な十秒間と答がかえってきました。
詳しいことは、まだ教えてはくれませんでした。
さくら祭りに日に、モチダの車で、母の入院する病院に連れて行ってもらいます。
母の前に現れたあめが杖を突いていることに驚きます。
あめは、触覚を失った事や、間もなく視覚を失うことを話します。
あめに何もしてあげられないと泣きじゃくる母に、あめは「お母さんの笑顔が見たい」とお願いするのです。
花火大会の会場で準備をしている朝野煙火の人たちの姿を見ていたチアキはたいようの作った花火を見られたら、思い残すことはないとクサカに話します。
母の病院を後にして、花火大会の会場へ向かうあめですが、だんだんと風が強くなり、雲が広がり始めてしまいます。
強風の為にテントを固定資に言ったたいように棚が倒れてきて、たいようはケガを負ってしまいます。
一方あめはモチダの車で会場へ向かっているものの、渋滞にはまってしまいます。
とうとう雨が降りだします。
病院で目を覚ましたたいようは急いで会場に戻ろうとしますが、外はあめが降っています。
あめとモチダは抜け道に入りますが、そこも渋滞をしていて全然進みません。
そんな時、モチダに上司から連絡が入ります。
このあめのせいで、花火大会が中止になりそうだという連絡でした。
たいようの病院では同僚の花火師に会場に戻って八時までに花火をあげてほしいと親方に伝えてくれと頼みます。
そんなのは無理だという同僚に、8時になったらあめの目が見えなくなってしまうから、どうしても見せたい。
これが最後のチャンスだから。
とお願いします。
あめの目が見えなくなるまで残り1時間半。
あめの携帯に太陽から着信があり、「約束の場所に来てほしい」と。
「でも花火はもう」と諦めかけているあめに、諦められないから信じてきてほしいと言うのです。
10年前の約束を叶えようと言うのです。
あめに自分の花火を見せたいから、絶対あきらめないと言うたいようの言葉行くと約束するのです。
この約束だけは絶対に諦めたくないから、車を降りて走っていく決断をします。
たいようは病院のベットに座ってクサカとチアキを呼びます。
命でもなんでも差し出すので、このあめを何とかできないかと尋ねます。
私たちには奇跡は起こせないとクサカは言います。
たいようは食い下がります。
一方あめは風雨の中杖を突き、うまく走れないながらも前へ進みます。
渋滞の車の中一人残され、何もできないモチダは、はるひに電話します。
あめの状況を伝え、助けてあげてほしいと頼みますが、はるひはいまさら合わせる顔が無いと断ります。
モチダは大切な人との未来に後悔を残してはいけないと説得します。
病院ではたいようが力を貸してほしいとクサカとチアキに土下座して頼みますが、クサカが、残念だけど我々にその力はないと言いかけます。
その時、チアキがだったら私がこの雨をやませると言ったのです。
どうやって?
と問うクサカに、天との約束を破れば私は月明かりに溶けて消える。
本気で言っているのか尋ねるクサカに、月が出る時、きっと空は晴れるから!
と笑顔を見せます。
たいようがチアキの名前を呼ぶと、たいよう君、私ね、あなたのお母さんなのと、止めようとするたいようの言葉をさえぎって告白してしまいます。
雨はやみ、月が現れます。
転んでしまい、うまく立ち上がれないあめの元にはるひが駆けつけます。
はるひがあめを支えて歩き出します。
病院では、たいようが月明かりを見てチアキにごめんなさいと謝ります。
昔、火事に巻き込んで死なせてしまった事、今回も自分のわがままでチアキを犠牲にしてしまった事を謝ります。
親が子供にもらいたい言葉はそんなものじゃない。
最後だから一番の笑顔で言ってほしいなとチアキは言います。
たいようは必至で笑顔を作って「ありがとう。母さん。」
あの約束があったから頑張って来られた。
母さんの子供でよかった。
と頑張ってチアキに伝えます。
チアキはたいように立派になったね!
と伝えます。
行きなさい。
あめちゃんの心にたいようの花火を届けてあげて。
あめを支えて会場に向かう途中、はるひはあめにあの日のことを謝ります。
花火大会は開催されることになり、あめもたいようも必死で会場にむかいます。
無事に会うことができたあめとたいよう。
タイムリミットを確認して花火が上がるのを待つ二人。
一番はたいようの父の花火。
その次がたいようの花火です。
とうとう最初の花火があがりました。
でもなかなかたいようの花火があがりません。
焦るたいように、大丈夫だからたいようの一番大切だった十秒を教えてほしいとお願いします。
初めて声をかけたあの日だと答えます。
あの日の赤い傘をイメージして作った。
自分が思う赤い色とあめが見ている赤い色が同じだったらいいなと思って。
人にぶつかられてよろけてしまったあめ。
その時たいようの花火があがり、二人は振り返ります。
あめと2人、相合傘で歩いたあの赤い傘のような真っ赤な花火が打ちあがりました。
綺麗というあめの方を見ると、花火とは違う方向を見ています。
太陽が時計を家訓すると、タイムリミットになっていました。
あめは、たいようがそれに気づいていることを知らずに、花火を見られたふりをします。
タッチの差で視覚を失ってしまったのです。
※とうとう視覚も失ってしまいましたね。
次はいよいよ最終回です。
二人の運命はどうなっていくのでしょう。
君が心をくれたから最終話(雨の音色と未来の約束)あらすじネタバレ
さくら祭りの帰り道、視覚を失ったあめを負ぶって歩くたいよう。
あめの心を支える言葉を伝えたいと話します。
あめが部屋のベットに横たわる傍にはクサカがいます。
一週間後の3月31日午後4時にあめの聴覚が奪われるとたいように告げるクサカ。
花火を見せることも幸せにすることもできなかったとうつむくたいよう。
聴覚を失うまでの一週間は笑って過ごそうと約束をする二人。
二人が出会った学校で最後のデートをする二人。
たいようが隣にいるこの人生でよかったと微笑むあめに、あの日、雨が降らなかったら、声をかけなければと言うたいように、それでも出会ってたし、好きになってたと言うあめ。
私の大切な思い出をそんな風に言わないで。
と微笑むあめ。
今何時?
と聞いたあめに、あと3分で3時だよと答えるたいよう。
タイムリミットまであといい時間あるねといったあと、最後のお願いをするあめ。
そのお願いとは、もう会いに来ないで、私のことは思い出さないで。
というお願いでした。
その直後、呼びかけても答えないあめ。
腕時計の表示は消えていた。
車椅子に乗った雨の横でうなだれるたいようの前にクサカが現れます。
クサカさんあめを助けてください。
と、力ない声でお願いをするたいよう。
奇跡はまだ終わっていないと告げるクサカ。
次の日、目を覚ましたあめの目には見慣れた天井が。
腕時計はなく、赤いミサンガが結ばれていた。
階段を駆け下りて、居間に行くが、誰もいない。
冷蔵庫のジュースを飲むと甘さを感じた。
誰かが訪問してきたので、玄関に向かうと、そこにはモチダの姿がありました。
たいようが亡くなったことを知らせに来てくれたのです。
葬儀の時にハルヒがたいようから預かった紙をあめに渡します。
紙にはシンディーに魔法の呪文を唱えてみて。
と書いてありました。
「イフタフヤーシムシム」と唱えると、シンディーからたいようの声が流れます。
あの学校での最後のデートで聴覚を失い、五感全てを失ったあめのとなりでうなだれていたたいようにクサカが告げた言葉は、奇跡はまだ終わっていません。
先ほど天から最後の言葉を預かりました。
奇跡とは与えられた奇跡に対して君たちが何を思い、どんな選択をするかを見つめるために存在する。
逢原雨は、心をささげる選択をした。
次は君の番だ。
彼女が差し出したその心を受け取るか否か、君の選択を見せてほしい。
もし受け取れば天寿を全うできる。
しかし、断れば、翌午前零時、命を落とし、逢原雨の心は彼女の元に戻る。
以上です。
たいようにどうするか訪ねます。
本当なら自分は大晦日の夜に死んでいたんです。
でも、この奇跡が猶予をくれた。
俺はもう十分もらったからあめに心を返します。
笑ってるあめが大好きだから泣かないで。
あの日俺の傘に入ってくれて、一緒に生きてくれて本当にありがとう。
あめ、一人前のパティシエになってね。
沢山の人を幸せにするそんなお菓子を作ってほしいんだ。
あめならできる!
絶対できるよ!
いつか君の夢が叶ったら、天国の雨を降らすよ。
ありったけの心を込めて。
その時、あの傘をさしてくれたら嬉しいな。
だから、もう一度約束。
シンディーからたいようの声が流れました。
たいようが予備で作っていた花火をハルヒをはじめ、花火師たちがあげてくれました。
やっと耐油の花火が見れたのです。
数年後、あめはめでたくパティスリーをオープンさせました。晴れた空に突然雨が降り出します。
天国のたいように話しかけます。
たいようくん、私と友達になってくれてありがとう。
恋人になってくれてありがとう。
あなたと出会ってからの十年間は、人生で一番うれしい時間でした。
大げさじゃなくて本当に本当にそう思ってるよ。
どうしてなんだろう。
たいようが呼ぶ声が聞こえます。
振り返ってもたいようはいません。
赤い折り畳み傘をさして空を見上げます。
赤い傘と未来の約束。
二つともかなえたよと言って、空に微笑みます。
君が心をくれたから。
まとめ
君が心をくれたから、放送は終了してしまいましたが、ちょっと重たい内容ではあるものの、色々と考えさせられる内容ですね。
何ひとつ不自由なく生きている人にはわからない不自由さも教えてくれています。
どんなに不自由でも希望はあるということを教えてくれます。
それと、お互いを思いやる気持ちも教えられました。
「君が心をくれたから」という題名は少女漫画を思わせるような題名ですよね。
だからなのか、原作は漫画という噂もあったけど、実際は原作はないので、どんなストーリーでどんな結末を迎えるのか分からないのも魅力のひとつですね。
どこのサイトを覗いても、最終回の考察はあってもネタバレは無かったはずです。
結末のネタバレがない分、最終回も楽しみですね。
このドラマで、昔のようなドラマブームが戻ってくるといいと思うのは私だけでしょうか。
コメント